フェイヨンの隠者 ~年老いた軍師の回想録~
その昔、ラグナロクオンライン(RO)のIris,EirサーバでGvGを戦った、叩き上げの元参謀がフェイヨンの酒場で静かに語る昔話。そして彼がかつて戦場にあった折、経験の中で得た、いくつかの教訓と知識。
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4,永久的な発展-同盟を結びし者たち-(23)
 ボーン、ボーン…。
 ネンカラスのフロントの壁にかけられた大きな振り子式古時計が、22時を告げる。
 それから程なくして、ネンカラスの玄関が勢いよく開かれ、そこから数十人の冒険者が足音高く入ってきた。
 フロントの受付に立っていた女性は、その姿を見て少し意外そうな表情だった。
 無論、この時間にこれだけの冒険者が一度に入ってくるのは、なんら珍しいことではない。今が週1度の攻城戦終了時刻だということは、冒険者相手の商売をしている人間なら誰しも知っている。
 彼女が怪訝に思ったのは、入ってくる冒険者たちの表情が、一様に不機嫌で、暗い顔をしていたからだった。
 いつもはもっと快活に、武勲話をしながら入ってくるのに。
 彼女が小首をかしげている一方で、彼らはいつもの応接スペースのソファーを、さも自分たちの住居のように占拠した。


「…今週も駄目だったな」
「うーんっ、悔しいよねぇ」
 とプリーストとウィザードが言い合うと、
「後ちょっとでエンペリウムだったんだけどなぁ…時間が足りなかったよ」
 とうなだれるクルセイダーの姿。
「まぁしかし、とりあえず砦は取れているからな。一応勝ちには勝ちだぞ」
「そいつは…そうなんだが」
 そう。彼らは今週の攻城戦「でも」自分たちの砦をしっかり確保していた。しかし、彼らの表情は一様に満足していない。
「派兵が失敗したからな…これでもう4週連続か」
「何でうまく行かないんだろうねぇ…おっと、ティメルさん、ここに居たんですか」
 アサシンが背後を振り返った時、視線の先のソファーに座っていたのは、若いハンターの男だった。
「うん、さっきからここに座ってた」
「そうでしたか。で、ティメルさんはどう思います? 派兵のことについて」
「……」
 その言葉が聞こえていたのかいないのか。ハンターはこれまでの派兵のやり方について頭の仲で反芻していた。

(わが軍が派兵に失敗する原因というものについて、今の首脳陣は考えいたっていないのだろうか)
(少なくとも私には分かっている、それは過去の蓄積を見れば明白なことだ)

(では過去の蓄積とは何か? お前はその事例をあげつらう事ができるか?)
(できる。最初の派兵案では派兵部隊の編成そのものを事前に考慮せず、Gv時間中に希望者を募って組織した。結果調整に時間がかかり、派兵部隊が実際の城攻めに取り掛かる時間を確保できなかった。その上、編成された部隊の能力もいまいちだ)
(2つ目の派兵案ではPTの編成を事前に決定していたが、そのPTをGv時間中に組織しようとした。一つ目よりはましだったが、その組織のために10分程度の時間を浪費したために、同様に城攻め時間を確保できなかった)
(3つ目の派兵案では派兵PTの決定、編成、組織までを全て事前に決定し、防衛部隊の1部隊として砦の防衛に配属させた。これは有効な方法だったが、派兵PTの防衛地点を各メンバーに認識させる際に手間取る事が多く、結果的に長期運用に結びつかなかった)
(4つめの派兵案では各プレイヤーが所持するセカンドキャラでPTを編成し、それをもって派兵部隊としようとした。しかし、これはセカンドキャラがいる人間しか参加できない上に、そのキャラの能力もファーストには及ばない。結果的に戦力は限られてしまっていた)

(では改めて問う。派兵に失敗する原因とは何か?)
(それは戦力の的確な抜き出しと、Gv時間に負荷をかけない編成ができないこと、そして、司令部が派兵部隊を適切に使いこなせないことだ)
(司令部が派兵部隊を使いこなせないという論拠はあるのか?)
(ある。司令部は派兵を行う際に、必ず偵察を行う。偵察速度と意思決定速度が、これまで幾度も派兵タイミングを遅らせてきている。これはすべての派兵案において共通の事項だ)

(では、これらを打開するためにはどうすれば良いのか?)
(これまでの派兵案は、派兵を成功させたいという、単純な願望によって場当たり的に立てられてきた策に過ぎない。まずは、派兵がそもそも何のために行われたか、そしてこれからは何のために行うべきかを頭から考え直すことだ)
 バトン…? なんですかそれは。美味しいんですか?

 というわけで、かねてからさんざんお世話になっているゆんねこさんから何やらバトンが投げられてきたので、ちょっと書いてみましょうか。

 えーと。人間性バトンとかいうものらしいな。
 私の暗黒面がバレてしm(ry

●回してくれた方に対しての印象をどうぞ●

 何というか、お母さんという感じですよね。
 私と同年代のはずなんですが、温かみというか微笑ましさというか、そんな感じでしょうか。
 私が青騎士に傭兵で行っていた頃、青のメンバーに殺されないように引率してもらった、なんて事があったのは、今でも青で語り草になってますな。

●周りから見た自分はどんな人?●

 シャープな人。切れる人。切れすぎる人。
 怖い人って噂も聞きましたね。
 真面目だとも言われます。
 議論するときに容赦なく論点と問題点を突くので、見えないところで相手を傷つけていることもあるかもしれませんね。最近はずいぶん配慮しているつもりではあるんですが。

 …というか、これ自分で語ることなんだろうか?w

●好きな人間性について5つ述べてください●

・謙虚。
・誠実。
・寛容。
・敬意。
・深慮。

 ってどこの標語だろう。

●では反対に苦手なタイプを5つ述べてください●

・傲慢。
・怠惰。
・冷笑。
・狭量。
・浅慮。

 苦手というか、嫌いなタイプですね。
 昔、自分が一番嫌いになるのは自分と同じタイプの人間だ、という話を聞いた事があって、今でも激しく同意してます。

●自分がこうなりたいと思う理想像とかありますか?●

・実るほど、頭を垂れる稲穂かな
・将の中の将たる度量
・徳は個ならず、必ず隣あり

 人の上に立って颯爽と指揮する一方で、対等の友人を持ち語らい、実力を蓄えつつも謙虚な人物。
 と理想像を書いてみたら、目指すはとんでもない人格者になってしまった…w。

●あなたはどこで人の印象を決めていると思いますか?●

 ネット上では会話しか相手の情報を取ってこれないので、会話が全てです。
 そのときに、話が論理的に構築できているかどうかで論理性を見ます。
 私の会話の内容を受けて投げ返してくる箇所で、相手の理解度を見ます。
 大抵この2つで相手の能力に対する印象を作ってる感じですね。

 感情的なものはなかなか表現が難しいんですが、ストレートな表現と同等に、何というか、行間から伝わってくる裏面のものを見てたりします。
 いわゆる「間」も重要な要素ですね。会話でどれぐらいのタイミング、呼吸を置いてから応答がかえってくるか。そのときの応答内容と照らしあわせると、相手の感情が見え隠れすることも…w

 現実世界では表情や声色といった、どっちかというと会話内容以外の要素がかなり効いているような気はします。
 あの時あんなこと言われて腹が立ったけど、よく考えてみると言っていることは間違ってなくて、態度がむかついたんだよなぁとか、そういった経験や逆の経験も時折あるので。

●5人にバトンタッチ(印象付き)●

 私が渡す人って言っても、大抵の人はもう受け取ってそうだな…。
 とりあえず取りたい人がどうぞって感じですね。
 あれです、「回してくれた方の印象」って項目があるので、私に対する褒め言葉か悪口を書きたい人が取るのが良いかもしれませんw

 こんなところかな。
 あ、バトンに関しては、受け取る分には全然構いませんので、回したい人がいれば適当に回してもらっていいです。
 ほぼ確実にここで止まりますけどねw
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コメント
この記事へのコメント
ありがとう^^
バトン書いて下さってありがとうございました(*^-^*)
ティメルさんのまた一面を垣間見れたような気がしますw
新年明けましたね、おめでとうございます。
今年もまた末永く宜しくお願い申し上げます。
2006/01/01(日) 02:48:30 | URL | ゆん #3fSe.YNE[ 編集]
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