フェイヨンの隠者 ~年老いた軍師の回想録~
その昔、ラグナロクオンライン(RO)のIris,EirサーバでGvGを戦った、叩き上げの元参謀がフェイヨンの酒場で静かに語る昔話。そして彼がかつて戦場にあった折、経験の中で得た、いくつかの教訓と知識。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
4,永久的な発展-同盟を結びし者たち-(7)
「ふむ…では少し話すとしようか。これまで話してきたわしらのギルドには、ウィザードのマスターがおったのを覚えておるか?」
「ええ、そういえば以前のお話で、面接官をされていたのがその方でしたよね」
「うむ。そのマスターが、面接のしばらく後、とある理由でマスターの地位を後任のプリーストに譲り渡した。当時わしらのギルドは同盟を組んでおってな。マスター引退後も、同盟関係を継承していたのだが…」
 一瞬、若者は老人の表情が、憂いに沈んだように見えた。が、雲の切れ目から突然差し込んできた斜陽の陽光が表情を覆い隠す。
「数ヵ月後、同盟関係は解消され、ここにわしらが作り上げた同盟は解散した。そのとき何があったかを語るのが、この場合ふさわしかろう…」


 カチ、カチ、カチ…。
 誰も居なくなった広間に、時計の音だけがむなしく響き続ける。
 もはや行き交う人も、会話を交わす人々の姿もない。王都に住まう人々はすでに自宅の床で眠りにつき、冒険者ですら、宿舎の自分の部屋に引き取ってしまっている、そんな深夜のことだった。
 プロンテラ旅館、ネンカラス東館。
 常に我々の物語はここより始まり、ここにて語られる。

 応接スペースのソファーには、誰人の姿ももはやない。無論、翌日になり、日が昇れば、多くの友人の姿を、再びそこに見出すことになるだろう。
 が、それでもハンターは、ただひとりそこに残り、ソファーに座り続けていた。
 無論、眠っているなどというのんきな理由で、椅子から離れないのではない。彼は、待ち続けていた。
「…来たか」
 律動的な足音。急いでもおらず、さりとてのんびりというわけでもない足音は、こちらへと近づいていた。
 応接スペースに足を踏み入れた人物に、ハンターは座ったまま柔らかく声を掛けた。
「…おつかれさま」
「…ティメルさん…」
 ハンターの優しげな声に応えたのは、一人の女性プリーストだった。微笑を浮かべてはいたが、疲労が表情にありありと出ている。が、それは彼女の幼さを残す美しさを、いささかも崩すものではなかった。
「…大変だったね。うまくいったかい?」
 椅子をプリーストに勧めながら、首尾をたずねる。彼女は、椅子に座って一息つくと、
「ええ、何とか納得していただきました」
 と答えた。
「そっか」
 ハンターはテーブルのそばの棚からガラスのコップを2つ取り出し、テーブル上に置いてあった鉱水の入れられた水差しを取りあげ、コップに注ぎ始める。
「あのギルドのマスターと最後のお話をしていました。思えば1年近く一緒にやってきたんだなって、しんみりされちゃいまして」
 ハンターはその声を聞きながら、コップに鉱水を注ぎ終えると、それをプリーストに差し出した。
「でも、私、言ったんです。お互いの小さなひずみ。大きくなると、喧嘩するしかなくなる。そうなってから別れたんじゃ、辛いから。まだ、お互いを思いやれる心があるうちに別れて、お互いがんばろう、って」
 ハンターからグラスを受け取ったあと、一口水を飲んで、彼女はそう語った。
「そうだね」
 プリーストに答えた後、ハンターはふと、窓の外に目をやった。満天の星々が、彼の視界に光を投げかける。
 今日起こったことは、そう、あのときから予測していた。あのウィザードがマスターを降りるといった、その日から…。
 ここから先はちょっと異例の追記。
 某友人から、「はっちゃけティメルが見たいです」といわれていたこともあるので、Dark Sideの愚痴をちょっとだけ吐くことにします。
 本来公的な文章では誹謗中傷はしない人なのですが、ちょっと腹に据えかねたので。
 そういうのが見たくない方、Dark Sideに触れたくない方は、この続きをお読みになりませぬよう。
(自分自身でも話していて不快になりそうなので、そのうち消すかもしれませんが…)



 某人の某Blogに掲載されていた、Gv大手ギルドに対する通告文を見て、私はGverとして、という以前にROの1プレイヤーとして、強烈な不快感に駆られました。

 まぁ、2chの某スレをご覧の方には、私が言っている内容についてお心当たりがあるかと思います。

 何が不快かというと、彼らにはその権利もないのに他人の権利を踏みにじり、それを行使しようとしている、という点です。また、自分たちの便宜を図ってもらいたいにもかかわらず、礼節を使う気がまったくない、という点です。
 私がマクロな視点からGvを見たとき、また、EirGvの歴史において彼らがたどってきた道筋を見たとき、彼らがやりたいことそのものについては、一応の理解はできます。
 心情的に、彼らがとことんまで相手を追い詰めたい、二度とこのような事がないようにしたい、と思うのも、分からなくはありません。

 ですが。

 彼らは、自分たちの目的を達成するために、他同盟が保有している人事権に介入しようとしている事が、私には不愉快です。また、組織と個人の言動、行動を混同させ、本来個人に向けられるべき指弾を、組織にすりかえようとする彼らの政策的発想が不愉快です。

 私自身は、ADPKというシステムについて、イリーガルなものだとはまったく思っていません。他同盟に対し妨害目的も含めてあのシステムを利用すること自体は、少なくとも仕様上、正当な行為だと認識しています。

 しかしながら、ADPKというシステムを使うつもりもないし、今後も使わない勢力に対して、自分たちの都合でADPKに巻き込むばかりか、自分たちの意向に従わなければ組織ぐるみで嫌がらせをする、という発想、行動自体が、各同盟の主体性と主権に対する挑戦、冒涜行為であり、非紳士的な行為として、Gvギルドとしても十分非難に値する行為である、ということは、はっきり明言しておきたいと思います。

 今まさに、同盟の構成ギルドの自主性、主体性について述べているところですが、本来、こうしたコミュニティが外圧に従わなければならない必然性も大義名分も存在しません。
 あるコミュニティが別なコミュニティに要求を投げかけるときは、通告ではなく、お願いという形で礼を尽くして要請をすべきなのです。

 然るに彼らは、一方的なWis通告のみによって自分たちの主張を伝達しただけで、しかもその主張は相手の存在を慮ることなく、自分たちの都合だけを列挙した、それはそれはお子様な代物でした。

 これは後の章で出てきますが、私は以前、彼らのマスターと直接話をしたことがあります。
 そのときに、彼は、「ウォーゲームとしてのGvを楽しみたい」と私に語りました。

 しかし、他人の権利を力で踏みにじるこの行動は、ウォーゲームとしてのGvの範疇からすでに外れています。こうしたコミュニティ同士の関係を損なう行為は、もはやウォーゲームで許されるレベルを超えた不法行為であると、私はみなしています。

 彼らの言いたいことは分かります。要求も理解できます。
 結果、どういう事を実現したいのかも、分かりすぎるほど私には読めています。

 しかし、人を動かしたいのなら、もっと礼節を尽くしなさい。
 コミュニティで人付き合いをするのなら、のっけから人を不快にするような文面で、人を威圧するのはやめなさい。
 人が持っている権利を、Gvの優位性を理由に踏みにじるのはやめなさい。

 同じGverなのだから、いつまでも子供やってないで、もうちょっと大人になってもらいたい、と私はいつも思っています。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://thimer.blog18.fc2.com/tb.php/57-115c6161
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。