フェイヨンの隠者 ~年老いた軍師の回想録~
その昔、ラグナロクオンライン(RO)のIris,EirサーバでGvGを戦った、叩き上げの元参謀がフェイヨンの酒場で静かに語る昔話。そして彼がかつて戦場にあった折、経験の中で得た、いくつかの教訓と知識。
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3,偉大なる指導力-ギルドにおける「人」-(26)
 こんにちは。
 働きアリの法則の回避云々、という話でしたね。

 まずは、「働きアリの法則」から述べましょうか。
 これは組織論で有名な法則です。

 アリ、という動物をご存じない方はおられないとは思いますが、このアリの中の働きアリを観察していると、その働きぶりに特徴があるんだそうです。働き具合によって、働きアリは3種類に別れ、しかもその割合が一定している、というのがこの法則の起源です。 すなわち、

・よく働くアリ(2割)
・普通に働くアリ(6割)
・まったく働かないアリ(2割)

 に分類され、ほぼ↑の割合で分布しているんだそうです。

 しかもこの法則、面白いのが、この分布から特定のグループを取り出して別の巣を作ってやっても、最終的にはまた同じ割合に戻ってしまうんです。
 たとえば、上の分布から、よく働くアリだけを取り出して別な巣を作ってやったとします。しかし、その巣をしばらく眺めていると、よく働くアリの中から働かないアリや、普通に働くアリが出てきて、最終的な全体の分布を見ると、↑の分布になってしまう、という現象が発生します。

 この法則は人間にも、往々にして当てはまります。
 つまり、ギルドを一つの組織としてみた場合、Gvという側面一つとっても、上記のような分布になってしまう恐れは多分にあるわけです。
 貢献者が2割、多少協力する人が6割、全然関心のない人が2割といった感じでしょうか。

 私自身は、ROのGvについてこの法則を考えた場合、メンバーがこのことについて何も考えなければ、おのずとこういう分布になっていくだろうな、ということは幾度か感じました。
 Gv周りの作業を少数の人間が集中してこなし、他の人々は何もしない、という構図は、この辺りのことを意識していなければ、自然に作られていってしまうものです。

 いろいろと調べてみましたが、この働きアリの法則から、建設的な結論を導き出している人は、意外に少ないようです。
 ある意味では、人々がまた扱いかねている法則なのかもしれません。

 しかし、我々は人間ですから、こうした法則があるのを承知の上で、どうすればこの法則にとらわれずに、うまくみんなに動いてもらえるかを考える、というのが自然でしょう。不利益を承知の上で法則に盲従しているというのも、おかしな話です。

 次回は、この法則を元に、私が考えたことをお話したいと思います。
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