フェイヨンの隠者 ~年老いた軍師の回想録~
その昔、ラグナロクオンライン(RO)のIris,EirサーバでGvGを戦った、叩き上げの元参謀がフェイヨンの酒場で静かに語る昔話。そして彼がかつて戦場にあった折、経験の中で得た、いくつかの教訓と知識。
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3,偉大なる指導力-ギルドにおける「人」-(25)
 こんにちは。
 では、前回の老人と若者の問答を、少し読み解いていきましょう。

 ここで話題になっている突撃方法の提案がメンバーよりなされたのは、転生を2ヵ月後に控えた2004年12月末のことでした。
 このとき私はすでに転生に伴うGv撤退を考えており、自分がGvを撤退したあとのことを、考えざるを得ない立場にいました。

 一方で、これまでもGv運営に深くかかわって来たことから、私自身はGv関連の貢献者の一人、という風に位置づけられていました。
 貢献者が完全に固定化されてしまう、というのは、後で述べますが、「働きアリの法則」を助長してしまうので、好ましくないなぁと思っていたこともあります。

 こうした背景があったため、

・引退後に備え、提案力、発言力をメンバーに残しておくこと
・「働きアリの法則」を回避するため、自分自身の貢献者のレッテルを外すこと

 を考えて、あえて自分自身で提案しなかった、というのがこのときの経緯です。

 引退周りの話については、言うまでもないことかと思いますが、一応少しだけ述べます。
 Gvに限らず、ギルドのキーマンが引退するときというのは、ギルドに大きな穴を作ってしまうことになります。これまでその人がこなしてきた事柄、作業が、とたんにできなくなる恐れさえ出てくるわけです。
 現実問題、突然ギルドメンバーと連絡が取れなくなったり、急に引退したりして、ギルドの能力が低下する、という現象は枚挙に暇がないと思います。

 こうした現象を回避する方法としては、結局引退者以外に、引退者がやってきた作業や能力を持っている人物を用意するしかないわけです。要は引継ぎですね。
 私自身は、これ以外にもさまざまな箇所で、後に続く人々に、折を見つけては仕事を渡して、自分自身がすべての作業をこなすことがないように気をつけてきました。この辺りは、自分が抜けることによるダメージを最小限化するための工夫なわけです。

 そうした意味では、キーマンは自分がいなくなっても大丈夫なように考えておく必要がありますし、一方でマスターや中心者は、キーマンがいなくなったときの事態に備えて、複数のメンバーに仕事を経験させたり、あるいはノウハウを共通化したりと、衝撃を最小限に抑えるための手を打つ必要があるといえます。

 もう一つの目的「働きアリの法則」を回避するため、というのは、少し説明が必要になります。
 これは次回に持ち越しましょう。
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