フェイヨンの隠者 ~年老いた軍師の回想録~
その昔、ラグナロクオンライン(RO)のIris,EirサーバでGvGを戦った、叩き上げの元参謀がフェイヨンの酒場で静かに語る昔話。そして彼がかつて戦場にあった折、経験の中で得た、いくつかの教訓と知識。
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3,偉大なる指導力-ギルドにおける「人」-(18)
 こんにちは。
 では、ギルドマスターが抱えていた最後の課題③、Gv運営を複数人で行うという発想がないこと、について述べます。

 私も色々なギルドを見てきましたが、これまでに幾度となく「メンバーがGvに貢献してくれない/仕事を何も手伝ってくれない」という言葉を聞いてきました。
 こうした言葉は当然ながらギルドマスター、もしくはそれに近い人から発せられるのですが、そういうギルドで共通している点が、実はあったりします。

・ギルドマスター/幹部自身がそこそこ有能である。
・ギルドマスター/幹部が、遺漏なく仕事をこなしきってしまう。

 首を傾げられた方も多いかもしれません。これらの点は美徳でこそあれ、非難されるべきものは何もないはずです。
 しかしながら、上記の点は組織力としてのギルドを見た場合、必ずしも有用にばかりは働かない場合があります。
 というのも、これらの点には落とし穴があるからです。

・ギルドマスター/幹部の仕事に非の打ち所がないため、他のメンバーが遠慮して介入しなくなる。
・ギルドマスター/幹部がすべての仕事をこなしてしまうので、他のメンバーの働き場所がなくなる。

 最初に挙げた2点は、裏返すとこういうことになる場合があります。

 実際にさまざまな雑務をこなしきっている幹部の方々には、納得がいかない考え方に見えるかもしれません。
「俺/私はこんなに一生懸命頑張ってギルドのために尽くしているのに!」という思いもあることでしょう。
 その行為自体はとても崇高なのですが、一方で、他のメンバーにも、その崇高な行為に携わる機会を分け与える、という発想が、貢献者を増やす上で、まず最初に考えるべきことです。

 このあたりも、マスター/幹部自身が自ら気づくことは、なかなかありません。
 特にマスターが有能であればあるほど、かえって自分ひとりで仕事をすることに、何の違和感も感じない可能性が高くなります。
 こうした点を見つけ、指摘し、直すように仕向けるのは、マスター/幹部自身ではなくて、ギルドメンバーの仕事になることもありますが、実際にそこまで気づくギルドメンバーがいるかどうか、については、必ずしも保障できるものではありません。

 そういう意味では、「自分自身が仕事を独占しているな/負荷が集中しているな」ということを、マスター/幹部自身が気づけるようにすることが大事になります。
 こういうことに関するポイントは、自分自身の仕事という視点から一歩引いて、ギルド/同盟全体の作業の流れ、というものを俯瞰して捉えるところにあります。

 では俯瞰とは、どういうことなのか、それは次回のお楽しみに。
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