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フェイヨンの隠者 ~年老いた軍師の回想録~
その昔、ラグナロクオンライン(RO)のIris,EirサーバでGvGを戦った、叩き上げの元参謀がフェイヨンの酒場で静かに語る昔話。そして彼がかつて戦場にあった折、経験の中で得た、いくつかの教訓と知識。
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4,永久的な発展-同盟を結びし者たち-(66)
 「ところで…私が呼び出された用件についてなんだが…」
 近況をひとしきり話し終えたところで、ハンターはメンバーの一人に尋ねた。
 「ああ、はい。マスターから言付けを預かってます。『来週から3週にわたって、うちが現在属する同盟と、もう一つの同盟とで、お祭りをやることになっているので、申し訳ないがその打ち合わせに代行して出ていただけないでしょうか』とのことです」
 「やれやれ…そんな用件で呼びつけたのかまったく。…まぁいい。サブマスはどうした?」
 「両方とも急用があって出られないとのことで…。お祭りに関してはティメルさんもいろいろとやってらっしゃるでしょうから、適任ではないかと…」

 「…なんか誤解を招きそうな表現だな。お祭りに限らずいろいろとやっているがこその経験だがね。了解。事前に打ち合わせをやっているのであれば、資料をもらいたいんだが」
 「こちらです」
 示されたテーブルの上には、数枚の紙束が置かれていた。議事録のようだ。
 「それと、お試し相手のことについて少し尋ねてもよいかな?」
 「はい。お試し相手の同盟は、2つのギルドから構成されています。それぞれ『Snow』と『Illusion』です。『Snow』については、単体のGとしては人数が多いという定評がありますね。『Illusion』に関しては…」
 「ああ、そっちは説明は必要ない。現在こそ、うちの同盟に彼らはいないが、彼らを我々のB.E.同盟に引き込んだのは…」
 「そうでした。ほかならぬティメルさんでしたね、B.E.同盟を作られたのは。…ティメルさんがいなくなったあとで、1度だけ彼らとお祭りをやったことがありまして。今回もう一度それをやりたいんだそうです」

 「ふむ…。分かった。会議の日時と場所は?」
 「今8時30分ですから、この後すぐですね。場所は、プロンテラ王城の『無音の間』だそうです」
 「『無音の間』? ずいぶん広いところを借り切ったものだな」
 「マスターとサブマス、司令官候補を含めても6ギルドからの出席になりますしね。おまけにギャラリーも結構出てしまっているようなので、ネンカラや砦では手狭で…」
 「了解した。ちと騒がしい会議になりそうだな。では議事録を読みながら会場へ行くとします」
 「お手数かけてすみません。お願いします」
 「OK、ではまた後で」

 ハンターは紙束を取って立ち上がると、おもむろにネンカラスの出口へと向かった。
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