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フェイヨンの隠者 ~年老いた軍師の回想録~
その昔、ラグナロクオンライン(RO)のIris,EirサーバでGvGを戦った、叩き上げの元参謀がフェイヨンの酒場で静かに語る昔話。そして彼がかつて戦場にあった折、経験の中で得た、いくつかの教訓と知識。
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4,永久的な発展-同盟を結びし者たち-(58)
 例えば、作戦立案のときに、順当に作戦が立案されている状況下だと、今週の作戦がどういうところで落ち着いて、大体どこを攻めることになり、大まかな戦術方針がどうなるか、ということは、何も会議が終了しなくても予測できることが多かったりします。
 このままの流れだと、今週の作戦はチェンリム攻め回り→ブリトニア砦確保になりそうだ、ということが会議中に予測できたとすれば、参加者としては、↑の3つの選択肢から、自分にとって、もしくは同盟、ギルドにとってもっともふさわしい物を選び出し、その選択肢にしたがって会議に働きかける、ということができるようになります。

 なぜ、このような七面倒なことをやるのか? 成り行き任せで良いではないか、という人もいらっしゃるかもしれません。
 わざわざ会議の流れを意識して、こういった働きかけをするのは、2つほど理由があります。

・自分たちの同盟がどういう方向へ向かっているかを、明示的に自覚できるようにするため
・次回以降の会議における意思決定の流れを、不適切な物にしないようにするため

 同盟の会議における意思決定は単体で完結することはほとんどなく、大抵の場合、以降の意思決定の流れに、何らかの影響を及ぼすことがほとんどです。つまり、会議一つ一つの方向性は、より大きな視点で見たとき、その同盟がどういう方向に向かって進んでいるのかを示しており、同盟の方向性は会議一つ一つから決定付けられているのです。

 抽象的なので例えを出すと、同盟結成以来2ヶ月連続で攻撃主体の作戦を立案し続ければ、少なくとも短期的には攻め好きの同盟という性格が、当事者の意識とは別に組織のイメージとして作られる、というのは、珍しくもなんともありません。
 また、作戦立案形態、PT編成方式、派兵方法など、ある意思決定がその後の同盟活動そのものの規則となることも、同様に珍しからぬことです。

 つまり、同盟内における意思決定の流れというのは、同盟の未来像を端的に示しているわけです。
 その未来像が自分自身の理想と食い違っていないかを確認するとともに、必要であればその未来像に修正を加えていく、ということを、全能な神ならぬ人間の身で行うには、現在行っている会議の姿から、未来像を予測していく、という方法がもっともクールなやり方ではないでしょうか。

 その意味では、会議一つ一つの流れと方向性を意識した上で、それらが束ねられた同盟の方向性と流れを意識していくところにこそ、この鉄則の本当の意味があります。
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